コンカフェとキャバクラの違い|「接待」で分かれている
コンカフェとキャバクラは、どちらも女性キャストと話す店ですが、制度の上では別の業態です。分かれ目は「接待」をするかどうかで、これは法律の言葉として定義があります。そこから席の形も料金の決まり方も、営業できる時間まで変わってきます。
分かれ目は「接待」
キャバクラは、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)でいう「接待飲食等営業」にあたります。設備を設けて客を接待し、飲食をさせる営業のことで(第2条第1項第1号)、営むには公安委員会の許可が要ります(第3条第1項)。
ここでいう接待とは、法律の言葉で「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」です(第2条第3項)。客の隣に座って話し相手を続ける形が、その典型として扱われています。
コンカフェは、この接待にあたらない形の営業として扱われています。キャストはカウンターの内側やテーブルの向かい側にいて、席に着いて特定の客に付ききりになる形を取らないためです。当サイトは個別の店の許可や届出を確かめていないので、ここで書けるのは業態としての一般的な形までです。
料金の決まり方が違う
キャバクラの料金は、一定時間ごとのセット料金に指名料が乗り、延長で積み上がっていく形で説明されるのが一般的です。同伴やアフターといった、店の外まで含む仕組みもあります。
コンカフェは、席料を時間で取る形と、時間ぶんの飲み放題を出す形に大きく分かれます。どちらも1時間いくらという形で先に見積もれます。指名という仕組みを持たない店もあり、推しのキャストがいる場合はチェキやキャストドリンクで応援する形になります。
額そのものは店によって幅があるので、「コンカフェのほうが安い」と一律には言えません。料金の仕組みは別のガイドに、実データの相場つきでまとめています。
営業できる時間が変わる
接待をする営業は、深夜——午前0時から午前6時まで——営業できません(第13条第1項)。都道府県の条例で定める地域に限って、午前0時以後も条例で定める時まで営業できる例外があります。
接待をせずに深夜にお酒を出す店は、「深夜における酒類提供飲食店営業」として届出をすることで朝まで営業できます(第33条第1項)。コンカフェで朝まで開いている店があるのは、この側にいるためです。深夜営業の詳しい話と、実際に何店が朝まで開いているかは別のガイドにまとめました。
過ごし方の違い
キャバクラは、キャストが隣に座って会話の相手をする時間を買う形です。指名を続けることで関係が深まる仕組みが用意されています。
コンカフェは、店の世界観に入って過ごす形です。会話はその設定の上にあり、「お帰りなさいませ」のような呼びかけも設定の一部です。キャストは複数の客のところを回るので、自分のところに来ていない時間が生まれます。これを不満に思わない構えでいると過ごしやすいです。
服装も違います。コンカフェには店ごとに統一された衣装があり、その衣装そのものが目当てになることもあります。どんな衣装の店があるかは種類のガイドにまとめています。
どちらに行くかを選ぶなら
接客の距離が近いほうがよければキャバクラ、世界観のある空間で過ごしたいならコンカフェ、という分け方になります。初めてで予算を先に決めておきたい場合は、1時間の額が先に分かるコンカフェのほうが見積もりやすいです。
なお、当サイトはキャバクラを掲載していません。掲載しているのは、店が自らコンカフェ・コンセプトカフェ・メイドカフェのいずれかを名乗っているか、キャストが設定や世界観を持って接客している店です。どこで線を引いているかは掲載基準のページに書いています。
関連するページ
この記事は2026/8/24に更新しました。 店ごとの料金や営業時間は各店舗のページに、街ごとの相場は一覧ページに、 それぞれ母数つきで出しています。