コンカフェの面接の服装・髪型|指定を持っているのは店
面接の服装に業界共通の正解はありません。指定を持っているのは応募先の店で、募集要項や応募後の連絡に書かれていることがあります。書かれていなければ聞くのが確実です。また、髪色やネイルの話は、選考のときの見え方と、働き始めてからの店の規則という別々の話が混ざりやすい部分です。
まず、店の案内に書かれていないかを見る
募集要項と応募後の返信には、当日の持ち物や服装が書かれていることがあります。オンラインで面接する店もあり、その場合は会場ではなく通信の環境が問題になります。めいどりーみんの採用情報はLINEのビデオ通話で面接を行い、履歴書は不要だと案内しています。
書かれていない場合は、応募の返信で尋ねます。服装の指定があるか、私服で構わないか、髪色やネイルを面接時点で変える必要があるかを、まとめて1回で聞けば十分です。この確認そのものが不利になる材料にはなりません。
選考の見え方と、勤務中の規則を分ける
髪色、ネイル、ピアス、カラーコンタクトについては、面接での見え方の話と、採用後に働くときの店の規則の話があります。後者は店ごとに決まっており、衣装や世界観との兼ね合いで基準が違います。面接で聞くべきなのは、面接当日にどうすべきかと、働き始めたら何が求められるかの両方です。
働き始めてからのルールは、店の規則として決まっているものです。労働基準法89条は、常時10人以上の労働者を使用する使用者に就業規則の作成と届出を義務づけており、労働者に食費や作業用品その他の負担をさせる定めをする場合はそれも記載事項に含まれます。衣装やメイク用品の費用負担があるのかは、この観点で確認できます。
詳しく見る:面接で聞かれることと当日の流れ ・ きついと言われる部分を分けて見る
衣装やメイクの費用負担、罰金の話が出たら、条文で確かめる
髪色を戻さなかった、指定の物を用意しなかったといった理由で金銭の負担を求める説明が出ることがあります。労働基準法16条は、労働契約の不履行について違約金を定め、または損害賠償額を予定する契約をしてはならないと定めています。あらかじめ「違反したらいくら」と決めておく形は、この規定に触れます。
同法91条は、就業規則で減給の制裁を定める場合、1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が一賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えてはならないとしています。制度としての上限があるということなので、説明された内容がこの枠に収まっているかを確かめられます。
衣装を店が貸すのか、自分で用意するのか
面接の服装とは別に、働くときに何を着るのかという問題があります。カフェメイリッシュの募集要項は衣装の欄に「メイド服貸与」と書き、めいどりーみんは研修が終わると制服になり、役職によってリボンやバッジが加わると説明しています。店が用意する形です。
一方で、自分の衣装を尋ねる店もあります。カフェメイリッシュは応募時の記入事項に「コスプレ衣装の有無(持っている方)」を挙げています。持っていることが条件とは書かれていませんが、こうした項目がある店では、何をどこまで自分で用意するのかを面接で確かめておきます。
写真の提出を求められたら、用途を確認する
応募の段階で写真を求める店があります。アフィリアの募集要項は、メールで応募する場合に「写真添付(バストアップ1枚・全身1枚※コスプレ不可。コスプレした写真をお持ちの方は別に1枚)」を求めると書いています。衣装を着たときの見え方を確認するためのもので、選考に使われる資料です。
写真には条件が付くことがあります。アフィリアは「※極端にメイクの濃いものや、スタイル不明の写真は不可」とし、カフェメイリッシュは「写りが鮮明な物(プリクラなどの簡易プリントはご遠慮下さい)」としています。選考の材料として見られる前提で用意します。
確認するのは用途と範囲です。職業安定法5条の5第1項は、募集を行う者が求職者等の個人情報を収集するにあたり、目的を明らかにして、その目的の範囲内で保管し使用しなければならないと定めています。選考のために送った写真が店のSNSや広告に使われるかどうかは、送る前に聞いておきます。個人情報保護委員会も、SNSへの投稿で自分と他人の情報がどう広がるかを注意点として挙げています。
詳しく見る:SNSと個人情報の扱いを確認する
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この記事は2026/8/28に更新しました。 店ごとの料金や営業時間は各店舗のページに、街ごとの相場は一覧ページに、 それぞれ母数つきで出しています。