コンカフェバイトの面接で聞かれること|当日の流れと、応募者が確かめること
コンカフェの面接は、店の営業形態と募集の仕方によって形が変わります。店舗まで行く面接もあれば、オンラインで済ませる店もあり、履歴書が要る店も要らない店もあります。聞かれる内容には理由があり、逆に、聞かれても答える義務のない事項もあります。面接は選考の場であると同時に、応募者が労働条件を確かめる場でもあります。
面接の形は、店ごとに違う
会場も持ち物も一律ではありません。店舗公式の募集要項を見ると、形は両極に分かれます。めいどりーみんの採用情報は「LINEビデオ通話で行うので自宅から面接できます。履歴書も不要」と案内しており、来店せずに終わる形を公開しています。
反対に、カフェメイリッシュの募集要項は写真を貼付した履歴書と職歴、必要事項記入書を郵送する形をとり、「書類選考後、結果については随時電話連絡を致します。面接をさせて頂く方は、その時に面接日を決めさせて頂きます」としています。この場合、面接の前に書類の段階があります。応募先がどちらの形かで、準備する物も日程の進み方も変わります。
応募の段階で写真の提出を求める店もあります。アフィリアの募集要項はメールで応募する場合に「写真添付(バストアップ1枚・全身1枚※コスプレ不可)」を求めています。何を持って行くか、何を送るかは店の案内に従い、書かれていなければ応募の返信で確認します。所要時間と、当日その場で何か決める必要があるかも一緒に聞いておきます。
聞かれることには、条件の確認と適性の確認がある
条件の確認は、働ける曜日と時間帯、通勤の経路、年齢、経験の有無といった、シフトを組むために要る事項です。これは求人広告に書かれた条件と、応募者の実際が合うかを見ています。答えられるように、働ける時間帯を自分の側で整理してから臨みます。
身分証の提示を求められることがあります。年齢によって働ける時間帯が法令で変わり、労働基準法57条1項が満18歳に満たない者の年齢を証明する戸籍証明書の備え付けを使用者に求めているためです。年齢と深夜の決まりそのものは別の記事が持ちます。
詳しく見る:年齢と深夜の決まりを確認する
答える義務のない事項がある
厚生労働省は「公正な採用選考の基本」で、採用選考は応募者の適性・能力に基づいて行うものであり、家族や生活環境に関することなど適性・能力と関係のない事項を、応募用紙への記入や面接での質問によって把握しないようにすることが重要だとしています。把握すれば結果として採否に影響し、就職差別につながるおそれがあるためです。
個人情報の面からも制限があります。職業安定法5条の5第1項は、労働者の募集を行う者が求職者等の個人情報を収集するにあたり、業務の目的の達成に必要な範囲内で、目的を明らかにして収集しなければならないと定めています。厚生労働省は同条と平成11年告示第141号により、社会的差別の原因となるおそれのある個人情報などの収集は原則として認められないとしています。
本籍、家族の職業、支持政党や思想信条にあたる質問はここから外れます。答えにくい質問があったときに、それが選考に必要な事項なのかを考える基準になります。
労働条件は、口頭の説明で終わらせない
面接での説明は、労働契約そのものではありません。契約を結ぶ際に賃金や労働時間を明示する義務は労働基準法15条が定めており、その扱いは労働条件の記事が持ちます。面接の場でできるのは、後で示される条件と食い違いが出ないように、聞いた内容を日付とともに書き留めておくことです。
確認しておくと差が出るのは、勤務が深夜帯に入るかどうかです。労働基準法37条4項は、午後10時から午前5時までの労働について通常の賃金の2割5分以上の割増賃金を支払わなければならないとしています。募集要項に深夜帯の記載が無い店では、その時間に勤務があるのか、割増をどう扱うのかが面接で初めて分かることがあります。
詳しく見る:労働条件と給与の組み立てを先に見る
その場で決めなくてよい
面接の流れで体験入店の日程まで決まることがあります。体験入店の賃金の扱いは店によって違い、公式サイトで条件を確認できない店もあるため、日程を受ける前に扱いを聞きます。持ち帰って考えたい場合は、そう伝えて構いません。
働き始めてから条件が違った、聞いていない業務があったという問題は、各都道府県の労働局と労働基準監督署に置かれた総合労働相談コーナーに相談できます。面接で言われたことを日付とともに記録しておくと、相談するときの材料になります。
詳しく見る:体験入店で確認すること ・ 応募先を確かめる方法
参考にした公式情報
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この記事は2026/8/28に更新しました。 店ごとの料金や営業時間は各店舗のページに、街ごとの相場は一覧ページに、 それぞれ母数つきで出しています。